怒りのコントロール方法について、男性と女性の場合と分けて、ご説明します。
男性と女性では、感じ方や思考が違うので、怒りのコントロール方法も変わって来ます。
脳の発達している部分が違うため、答えを導き出す回路が違うからです。
それでは
1、怒りのコントロール方法!女性編
2、怒りのコントロール方法!男性編
の順にお伝えしていきます。
それではまず、女性からいきましょう。
怒りのコントロール方法!女性編
女性の方が、怒りのコントロールは得意でないでしょう。
ホルモンバランスが崩れるなどもありますが、今回のテーマとは違いますので、触れません。
何故、女性の方が感情のコントロールが苦手かというと、
男性よりも右脳を使っているからです。
右脳は感情を司る脳と言われているんですよ。
つまり、女性の怒りは理屈じゃない部分が多いんですね。
なので、女性の方がついカッとなってしまいやすいんです。
そして、相手に求めてしまのも女性の方です。
求めてしまうというのは、理解とか共感など、分かってほしいって気持ちが強いってことです。
相手の気持ちになって考えてあげられるのも、女性の方が優れていますが、
私の気持ちも分かって、という願望というか、相手にも求めてしまうんですね。
女性は、共感と拡大思考に優れています。
拡大思考でいえば、人の目を気にし過ぎたり、感情を拡大させてしまったり、
過去の出来事と関連付けてしまったりします。
当然良い方向に、その特徴が出る時はいいんですが、
怒りなどのマイナスの感情のコントロールも苦手となってしまいます。
なので、解決法としては、話を聞いてもらう。
なんですけど、その時怒るという手段を取らないで下さい。
女性のヒステリーや泣いてしまうというのは、
気持ちの整理がつかない、もしくは気持ちの整理をするためですよね。
ちゃんと説明して、聞いてもらうというスタンスでいきましょう。
怒ることで私の気持ちを分かって!では相手に伝わらないし、
相手も聞きたくない!ってなってしまいますよね。
特に旦那さんや、男性に聞いてもらう時は注意ですよ。
男性は、女性は感情のコントロール苦手だということを、何となくでしか理解できませんから。
話しを聞いて貰いたいだけで、気持ちの整理をつけたいだけなの!
ってちゃんと説明した方が良いですよ。
男性は、悩みを解決しようと話を進めてしまうので。
終わりのない話は、男性にとってはイライラしたり、苦痛となることもあるので。
下の動画は、精神科医、樺沢紫苑さんの動画です。
怒りのコントロール方法について、ご説明されてます。
いかがでしたか?
確かにそれ出来きれば、怒りようもないでしょう。
それでは、次にいきます。
男性の怒りのコントロール方法です。
怒りのコントロール方法!男性編
男性は、女性に比べると、
感情のコントロール自体は得意です。
左脳の論理的思考が得意なんですね。
ただそれを邪魔してしまう感情があります。
それは自尊心。
ただこれだけなんですけど・・・
女性の怒りとはまた質が違い、共感は求めませんが、自分に向けられた害に敏感です。
一言で自尊心と言っても、そこから生まれるものが多い。
競争心から生まれる、相手よりも優位に立ちたい、自己肯定、みっともないのが嫌、情けないのが嫌。
男性が女性と違って、
相談が苦手なのも、この自尊心の塊からくるものです。
僕も男性なんで、分かるんですけど、ここは女性を見習った方が良いでしょう。
相談しましょう、ということです。
負けでもないし、情けなくもないんで。
男性の怒りは、カッとなってではなく、
理不尽なことに負けたとか、自分が悪くても指摘されたことが気に食わないとか。
精神年齢が幼いとこうなってしまいます。
しかも、相談しないで塞ぎ込んでしまうから、立ち直りも遅い。
それに比べ、女性の立ち直りは早い。
さらけ出して、気持ちの整理が早いので。
それで怒りのコントロール方法なんですが、本来は感情のコントロールは得意なので、
逆に怒ることが見っともない、
と思えるようになった方が良いです。
普段から、変な自尊心は出さずに、
オープンになる癖を付けましょう。
日本男児じゃなくって、紳士を目指すイメージで。
視点を上げて、大きく捉えられるようになりましょう。
大らかで、器がおっきい方がカッコイイと思いますよ。
怒りのコントロール方法、男女別~まとめ~
怒りのコントロール方法ということで、お伝えしていきましたが、
人としての成長とも言えるでしょう。
ちなみに、医学的には男性脳、女性脳という言葉は存在せず、特徴、傾向ということです。
なので、男性は女性を見習い、女性は男性を見習うことを、心掛けることができます。
メンタリストDaiGoさんの本で、
脳のバイリンガルを目指しましょう、という言葉がありました。
女性は、カッとなる前に、聞いてもらうスタンスで話を聞いてもいましょう。
察してよ、分かってよ、理解してよ、はダメですよ。
男性は、女性を見習って、もっとオープンになる癖を付けましょう。
自尊心より、高い視点と大きな器でですよ。
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