鈍感力を手に入れるにはどうしたら良いのか?
鈍感と鈍感力の違いは?
この2つをテーマにしてお伝えしていきます。
事なかれ主義の今の時代、鈍感力はとても役に立ちます。
会社でもプライベートでもです。
昔は、引っ越した先のお隣さんに挨拶しに行ったり、他人の子供を叱ったりしたものです。
ですが、今この時代で、その様な事をすると、非難のターゲットにされてしまいます。
テレビ番組でも、今と昔を比べることを、ネタにしているぐらいです。
会社でも大変ですよね。
良いか悪いかよりも、波風立てない事が優先されます。
まるでそれが常識な様に、
まるでそれが暗黙の了解の様に。
そのくせ、(結果結果!結果を出せー!)
どうやって?
まともに相手に出来ません。
ですが、そんな事を嘆いてもしょうがない。
そんな時代を上手く泳いでいくしかないんです。
時代が変わり、鈍感力が必要とされて来たのは、必然なのではないでしょうか。
では鈍感力を手に入れるには、どうしたらいいのでしょう。
1・鈍感力と鈍感の違い
2・鈍感力が手に入りやすい人
3・鈍感力を高めてくれる人
の順にお伝えして行きます。
まず前提として、鈍感力と鈍感の違いを、理解する必要があります。
詳しく見ていきましょう。
1・鈍感力と鈍感の違い
鈍感力と鈍感って違うんです。
それも全然違うんです。
全く真逆なんですよ。
それでは比較してみましょう。
まず鈍感とは何か?
鈍感とは、相手の気持ちや意図を、察知するのが苦手という事です。
何事に対しても鈍感な人はいません。
逆に何事に対しても敏感な人もいません。
人それぞれの価値観によるのです。
その人にとって重要な事には敏感になります。
逆にさほど重要ではない、優先順位が低い事には鈍感になります。
例えばその人にとって、
恋愛はさほど重要でなければ、異性からのアプローチには鈍感になるでしょう。
職場で言えば、
自己愛が強い人ほど、自己の成長、他者の成長、将来の利益、これらには鈍感になります。
つまり鈍感とは気にならないという事なのです。
それに対し鈍感力とは何か?
言葉は似ていますが真逆の性質を持っています。
鈍感が気にならないのに対し、鈍感力は気にし過ぎない。
つまり、気になってる事を気にし過ぎないという事です。
世の中気にしてもしょうがない事は、いっぱいありますよね。
ああ言えばこう言う、売り言葉に買い言葉、
文句が多過ぎる、
会社にこんな上司がいたら、ハイハイと思った方が良いのです。
だからと言って、実際にハイハイと言葉に出してはダメですよ。
余計なトラブルを生んでしまいますから。
心で思えれば良いんですからね。
ですが、そういう訳にはいかない事もありますよね。
仕事でミスをしてしまったり、友人とケンカしてしまったり、
こういう場合は、過ぎた事はとりあえず置いといて、
その後の対応を考える様にしましょう。
下の動画は、江原さんが、気持ちの切り替えについて、相談に乗っている音声です。
動画見て頂けましたか?
確かに、気にし過ぎるのは余裕のある証拠で、
なすべきことをなす、その通りだと思います。
鈍感力とはつまり、
物事を上手く行かせましょう、上手く行くと自分の気持ちも楽になりますよ、という事でした。
鈍感力と鈍感の違い理解して頂けましたか?
それでは次です。
鈍感力が手に入りやすい人とは?
その必要性も説明していきます。
2・鈍感力が手に入りやすい人
鈍感と鈍感力の違いを読んで頂いたなら、
もうお分かりだと思います。
鈍感力を必要としていて、手に入れる事が出来るのは、デリケートな人です。
そもそも鈍感な人は、鈍感力を必要としませんよね。
逆に敏感力が必要です。
それではデリケートな人に鈍感力があると、
どんな良い事があるのか。
人は大きく分けて2つのタイプに分かれます。
深く考えず行動に移す人、深く考えられるけど行動に移せない人。
デリケートな人には、深く考えられるけど行動に移せない傾向があります。
そんなデリケートな人が、鈍感力を身に付ければ、
深く考えられ行動にも移せる様になるのです。
そうなると仕事もプライベートも、上手く行きやすくなり、ストレスも減ってくるんですね。
鈍感力の良さを分かって頂けたでしょうか?
では次に、鈍感力を手に入れるにはどうしたら良いのか?
3・鈍感力を高めてくれる人
他人があなたに与える影響は、あなたが思っているよりも大きいのです。
鈍感力の影響を受けたいのら、
前向きな人(ポジティブ)、おおらかな人、メンタルが強い人、
こういう人との付き合いは、
あなたの鈍感力を気付かぬ内に上げてくれます。
嘘だ〜と思われてるかも知れないので、
僕の経験談を話しますね。
僕自身も、今より昔の方が卑屈でした。
これが現実で、世の中こんなもんだと。
こんな風に思う事が多かったんです。
どうにもならない他人や社会に、卑屈になってもしょうがないのに。
でもそんな思いとは真逆だったのが、行動でした。
環境を変えてみたり、
それによって新しい友好関係ができたり。
きっと心では、絶望したり卑屈になるのを、
受け入れたくなかったんだと思います。
そしてその行動は、僕の心に変化を与えていたんです。
それも意図せずに、自分でも気付かない内にです。
それはどんな変化だったのか?
自分と似た価値観の友人が、自分の周りに集まっていたんですね。
友人の中には、僕と同じ様にくすぶっている人から、実業家として前向きに自由に生きている人まで。
今になって思えば、友人達が僕に与えた影響はとても大きく、
僕の価値観を作ったと言っても過言ではありません。
でも特別な事をしてくれた訳じゃないんですよ。
ただ僕を信じてくれていただけです。
ですが僕一人の思想では、自分自身を信じきる事は出来なかったでしょう。
鈍感力とは上手く生きていくための知恵~まとめ~
鈍感力とは気にし過ぎない、生き抜くための知恵です。
デリケートな人は、本当は頭が良いのだから行動しましょう。
上手く結果を出しましょう。
でもいきなり鈍感力を鍛えて、たくましく生きるのは難しいと思います。
そんな時は、鈍感力が高い人の影響を受けちゃいましょう。
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