アウトプット力を鍛える方法!勉強にも使える心理学

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

効率のいい勉強法とは何か?

その1つに、忘れないということが言えるでしょう。

 

そのためにはアウトレットが質が重要ですよね。

 

ですがその前に、そもそも人は、何で忘れしまうのでしょうか?

忘れないためには、どうしたら良いと思います?

 

そんなの人間なんだから当たり前だろっ、て意見もあると思います。

でも、確かにその通りで、当たり前の話です。

 

 

ですが、そんなに永遠のテーマでもない。

忘れないための対処法はあるということです。

 

目次
1・効率のいい勉強法とは忘れないこと
2・アウトプットの質を上げるカラーバス効果

の順にお伝えしていきます。

 

まずは、具体的な勉強法の前に、人が覚えていられる訳と、忘れてしまう訳について見ていきましょう。

 

<スポンサーリンク>

 

1・効率のいい勉強法とは脳の1%に定着させること

 

効率のいい勉強法とは忘れないことです。

1ヶ月しか覚えてられなくて、その知識が必要になる度に、勉強し直すのは効率が悪いと言えます。

 

出来ることなら1年先まで覚えていたい。

もっと言えば10年後まで覚えていたい。

 

でも人間の脳は、あなたの意志とは関係なく、脳が必要ないと判断したら忘れるように出来ているんですね。

じゃないと、新しい情報を取り込めないからです。

 

 

しかも99%以上も新しい情報に書き換えられてしまうんですよ。

つまり忘れてしまうということです。

 

今現在のあなたの記憶は、脳が必要と判断した、1%にも満たない記憶の結晶なのです。

 

その1%の記憶には、どんな特徴があると思いますか?

大きく分けて2つあります。

 

 

1つは常日頃使っている。

 

例えば言語。

僕達は日本人なので、常日頃から使っている日本語は忘れませんね。

 

足し算、引き算なんかの簡単な計算も、日常的に使っているので忘れようがありません。

 

これは当たり前のことなので、説明は要りませんね。

 

そして2つ目。

この2つ目が、勉強したことを、如何に記憶に刻めるか、に関わっています。

 

一言でいえば、強く印象に残ったことです。

 

強く印象に残るということは、

なにかしらの影響を受けて、あなたの気持ちに影響を与えたということです。

 

例えば、旅行だったら非日常。

失恋や虐められた記憶は、辛かったこと。

 

これらは、いずれは忘れてしまいますが、何年も覚えていられ、1%の記憶に残りやすいのです。

 

5年前の、会社の同僚の名前は憶えていられても、

30年前の、小学校時代の知り合いの名前は忘れてしまいます。

 

虐めや旅行の内容も、30年前の出来事だとしたら、鮮明には覚えていないでしょう。

 

それは脳が、もう必要のない情報だと判断しているからですね。

ですが、長い期間記憶に残っていたのではないでしょうか。

 

つまり勉強も、こうやって長い期間忘れなければ良いんですね。

 

簡単に言ってしまいましたが、どうすれば良いかというと、記憶にしっかりと定着させれば良いんです。

 

 

それでは、記憶に定着させるにはどうしたらいいのか?

 

ポイントは2つ。

1つは自主的に、2つ目は府に落とす。

 

つまり、深く理解するために、自主的に学べばいいということ。

 

 

そこで、丁度いい心理学があります。

それは、カラーバス効果

 

一見、勉強法には応用できないように思えますが、インプットとアウトプットに最適です。

それでは見ていきましょう。

 

<スポンサーリンク>

 

2・アウトプットの質を上げるカラーバス効果

 

記憶に定着させるには、深く理解しましょう。

それと自主的にとお伝えしたね。

 

深く理解するために、アウトプットが重要なのは言うまでもありません。

ちなみに、アウトプットって復習のことですよ。

 

そしてアウトプットって、自主的にやる事ですよね。

 

ただ、ここで重要なのはアウトプットの質です。

これがイマイチだと記憶にも刻まれません。

 

そこで登場するのがカラーバス効果。

 

 

カラーバス効果とは

 

カラー(色)、バス(浴びる)

意識していることほど、それに関する情報が舞い込んでくる現象。

 

下の動画では、カラーバス効果について説明されています。

短くてシンプルで、なおかつ分かり易いです。

 

 

このカラーバス効果をアウトプットに応用してみましょう。

 

まずはインプットをしますよね。

でもそこで終わっちゃうと、ただの知識です。

 

当然これでは、自分には必要ないものだと、脳が判断して、すぐ忘れてしまいます。

なので、「忘れたくないんだ~、必要なんだよ~」、と脳に言い聞かせなければなりません。

 

それには自分で考えて、自らの意志で、ちょっとだけでも苦労した方が良いんです。

 

そのためにアウトプットが必要で、

ホントの意味で深く理解するために、アウトプットの質が大事となるんですね。

 

 

それではカラーバス効果に戻りますよ。

意識しないといけないんで、アウトプットする時にテーマを決めましょう。

 

何をテーマにすればいいかというと、分からない所があれば、理解出来るように調べてみて下さい。

理解出来てると思えば、別のケースでも試してみましょう。

 

この場合だと、どうなるの?

これは何でだろう?理屈が解らないな~って思ったり。

 

大事なのは、問題視すること、疑問を持つことですね。

 

この時、ノートに殴り書きすると見つけやすいですよ。

 

字なんて、自分が読めればいいんで、

インスピレーション重視です。

スピード重視です。

 

 

字なんて綺麗に書いてたら、綺麗に書くことに気がとられるし、

折角のインスピレーションも忘れちゃいますから。

 

やってみて、慣れてくるのが一番手っ取り早いんですけど、

どういうことが起きるのかというと、ただのアウトプットで終わらないんですね。

 

それは深く理解する、府に落とすということは、

理解したいことのために、別の要素も必要になってくるからです。

 

 

つまりアウトプットしながら、またインプットしている。

 

こうやって関連付けて応用が出来ると、別の知識の理解も深まるし、

新しい問題も見えてくるようになりますよ。

 

教えて貰えるのは1だけです。

アウトプットで10理解しましょう。

 

1しか知らない人の1の理解と、10知ってる人の1の理解は違うということです。

小学1年生は、1を1.0とは言いませんよね。

 

 

ここまで読んで頂ければ、もうお分かり頂けたと思います。

 

そりゃあ、そこまでやれば忘れないだろうって。

でもそこまでやらないと、効率悪いですよ。

 

身に染みて、深く理解しましょう。

 

 

記憶の定着と睡眠は、密接に関係しています。

睡眠時間など詳しくはこちらからどうぞ。

暗記のコツは睡眠時間が関係している!ストレスも良くない

 

人間の集中力の持続時間、時間の効率化についてはこちらです。

集中力を高めるトレーニング法!勉強の効率化の仕方

<スポンサーリンク>

 

アウトプットの質を上げて脳の1%に刻む~まとめ~

 

人の記憶は99%以上更新されてしまいます。

優先順位が高い記憶は残り、優先順位の低い記憶は忘れてしまうのです。

 

それは操作できないので、忘れたくないことは、優先順位の高い記憶にしなくてはなりません。

だから、アウトプットと質が大事ですよ。

 

ノートに殴り書きしてみて下さい。

インスピレーションとスピード重視です。

<スポンサーリンク>
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*