徹夜明けでテストに挑むのは、お酒を飲んで挑むのと同じ

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徹夜明けはどんな状態か?

睡眠不足はどこまであなたのパフォーマンスを落とすか?

 

 

最後の追い込みのために、徹夜で勉強している学生は多いと思います。

徹夜明けでテストに挑むことが良くないことぐらいは、百も承知でしょう。

 

ですが、どの程度良くないのか分かってますか?

恐らく、あなたの想像を絶しています。

 

 

 目次
1・徹夜で勉強してると学習能力が下がる
2・徹夜明けはお酒を飲んでる状態と同じ

の順にお伝えしていきます。

 

まず最初に、徹夜と睡眠不足は、学習能力を落としてしまう。

このことについて見ていきましょう。

 

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1・徹夜で勉強してると学習能力が下がる

 

人間は起きてから、日中活動し、

16時間ぐらいすると、睡眠が必要になってくるようにできています。

 

それ以上に無理をして、徹夜をしても効率が悪いのです。

 

ウトウトしながら勉強したって効率悪いですし、

ボーっとしてたって効率悪いですよね。

 

 

一回寝て、頭がシャキッとしている時に勉強すれば、わざわざ徹夜してまで学んだことを、

2時間もあれば学べるでしょう。

 

もしかしたら、人によっては3時間かも知れないし、4時間かも知れませんが、

圧倒的な時間短縮になることは間違いないでしょう。

 

効率悪いですよね。

 

 

ですが、そんなことは大した問題ではないのです。

1番いけないのは、睡眠不足が慢性的になること。

 

あなたは、自分の能力をフルに使えていると思いますか?

色んな研究結果があるので見ていきましょう。

 

 

その前に前提として、これだけ知っておいて下さい。

 

適切な睡眠時間って、7時間とか8時間ぐらいって言われてるんですけども、

それを6時間にするだけで、私達のパフォーマンスって落ちちゃうんですよね。

 

 

それでは研究結果にいきます。

 

アメリカのブゴンツァス博士の研究によると、13日の間に、

8時間睡眠を4日→6時間睡眠を6日→10時間睡眠を3日

という順番に、睡眠をとってもらう実験をしました。

 

その結果、最終的に10時間睡眠を3日とったにも拘わらず、

学習能力などが回復しないという結果が出ました。

 

 

この結果から、何が分かるのかと言うと、

先ずは8時間睡眠から、6時間睡眠にして学習能力が落ちる。

 

その落ちた学習能力は、10時間睡眠を3日とっても回復はしなかったということ。

 

 

学習能力だけではなく、注意力、集中力、認知能力など、

パフォーマンス全般が下がってしまいます。

 

 

でもこの結果、僕はとても分かり易いと思います。

 

僕は、夜勤専門で勤めていたことがあるんですけど、夜勤辞めてから、昼の生活習慣に戻すのに、

しっくりくるまで2週間ぐらいかかった経験があるので。

 

習慣付いちゃうと、変えるのが大変なんですよ。

 

 

勉強で言ったら、学んだこと吸収するのも悪くなるし、テストで問題を解くのも遅くなるし、

忘れっぽくなるし、良いこと全然ないんです。

 

1時間で済むことを、3時間も勉強しなきゃいけなくなったりします。

頭に入らないし忘れちゃうから、復習にも時間がかかる。

 

これでは悪循環ですよね。

しっかり睡眠をとることをお勧めします。

 

 

下の動画では、塾の講師の方が徹夜は良くないよ~と言っています。

よかったら見て下さい。

 

 

それでは次にいきますね。

 

6時間睡眠にすると、どんだけパフォーマンスが落ちるか?

徹夜明けの状態とはどんな状態なのか?

 

具体的に見ていきましょう。

 

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2・徹夜明けはお酒を飲んでる状態と同じ

 

最後の追い込みで、徹夜明けでテストに挑む人って、結構いると思うんですよ。

でもそれやめた方が良いですよ。

 

その行動は、今までのあなたの努力を台無しにしてしまいます。

 

 

6時間睡眠すると、パフォーマンスが落ちるとお伝えしましたね。

こんな研究があるので見て下さい。

 

 

三島和夫博士の研究結果です。

 

普段からしっかり7時間、8時間と睡眠をとっている人が、

6時間睡眠を10日間とり続けるとどうなるか?という実験がありました。

 

 

その実験結果はなんと、8時間と睡眠をとっていた頃の、

徹夜明けの状態と同じになってしまうというのです。

 

つまりパフォーマンスが落ちてしまうということ。

しかも、習慣付いてしまっているから、本人は自覚できてないんです。

 

 

次にこれは、僕が本で得た知識で、名前書いてなかったんで、

どなたの研究結果か知らないんですけど、こんなことが書いてあったんですよ。

 

 

それは・・・徹夜明けの状態は、人間のどんな状態に匹敵するのか?

 

ここ衝撃ですよ。

その答えはなんと・・・

 

 

 

瓶ビール大瓶1っ本、

飲み干した状態と同じだと言うのです。

 

 

(え~っと、あれ?何だっけな~)みたいになってしまってるんです。

 

それだけ情報処理能力が遅れて、パフォーマンスが落ちてしまっているんですね。

 

 

僕も学生の頃、勉強嫌いだったんで、テスト前に徹夜してたんですよ。

でもいざテストになると、時間足りないんですよね。

 

そういうことか~って今になって思います。

僕の場合、もう遅いですけどね。

 

 

でもホント勿体無いですよ。

 

普段勉強してないなら未だしも、ちゃんと普段勉強してるんであれば、

徹夜なんかしたら努力が水の泡です。

 

 

脳科学的な観点から見た、効率の良い勉強のスケジュールについて、

詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

徹夜で勉強は禁止!効率の良い勉強のスケジュールとは

要点を理解すれば、あなたのライフスタイルに合ったスケジュールを組めますよ。

 

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徹夜は努力を台無しにする~まとめ~

 

徹夜明けでテストに挑むということは、お酒を飲んでる状態で挑むのと同じです。

学生は、酔っぱらった経験がないかも知れませんが、想像できますよね?

 

しかも、徹夜明けって辛いじゃないですか?

でも6時間睡眠を10日続けちゃうと、習慣付いちゃって気付かないんですよ。

 

そこまでパフォーマンスが落ちゃってることに。

 

 

コツは、ちゃんと睡眠とって、ベストな状態にして、

普段から短時間で、学んだことを吸収できる状態にすることです。

 

効率の良い勉強法はちゃんとありますよ。

 

学生だと、お金ないかも知れないんで、

本屋に勉強法の本ありますから、立ち読みしてみてはどうですか?

 

 

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