愚痴はストレス発散になっていない!特に女性はうつに注意

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愚痴でストレスを発散するのは、出来たら控えた方が良いでしょう。

限度というものがあるので、余りにも愚痴が多いのは少々危険です。

 

それは自身の精神面にしても、自分を取り巻く人間関係にしても、悪影響を及ぼすからです。

 

愚痴が多いと自覚がある方や、愚痴の聞き役に徹してしまってる人に必見です。

 

愚痴は、聞く側も言う側も、実はストレス発散にはなってないのですよ。

むしろ余りにも、愚痴が多いというのは危険信号です。

 

結論から言うと、愚痴が多過ぎると、そういう脳になって、そういう心になってしまうんですね。

 

 

 目次
1・愚痴の多い人はストレス体質になりやすい
2・愚痴はストレス増加になる!人間に備わっている成長意欲
3・愚痴を言う癖は愚痴を言うから身に付く

の順にお伝えしていきます。

 

愚痴を言うことは、聞き手側にも言う側にも、実は同じ効果があるんですよ。

聞き手側の気持ちから見ていくと、分かり易いでしょう。

 

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1・愚痴の多い人はストレス体質になりやすい

 

ご存知ですか?

実は、愚痴れば愚痴るほど、ストレスを貯めこみ易い体質になってしまうんですよ。

 

嘘だ!そんな事はない、と殆どの方が思われるかと思います。

 

ストレスを発散するために愚痴を言っているんだ。

嫌な思いを貯めこまないために言っているんだ。

気持ちを切り替えるために言っているんだ。

 

こういう反論が来そうですが・・・

実は、愚痴でストレスを発散するのは逆効果なのです。

 

 

しかも、愚痴の聞き手側にも良いイメージを持たれません。

 

では、「あの人愚痴が多いんだよな~」「聞いているこっちまで気持ちが落ち込む」

と言われているケースが殆どです。

 

 

とは言え、愚痴を絶対に言ってはいけないと言いたい訳ではないんですよ。

 

今迄愚痴の多かった人が、いきなり愚痴を言わなくなるというのは、

それはそれで不安でしょうし、ストレスでしょうから。

 

ただこれから少しずつでも愚痴を減らしてった方が、

人生も豊かになるし、どんどん意欲も湧いてきます。

 

そして気付いた時には、愚痴る方がストレスが溜まる体質になっています。

 

愚痴ることがストレス?

愚痴が慢性的になっている人には、理解しがたいでしょう。

 

では何故、愚痴の聞き役の人が、愚痴を聞くことで気が滅入ってしまうと思いますか?

 

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2・愚痴はストレス増加になる!人間に備わっている成長意欲

 

人間には、誰にでも例外なく、成長意欲というというものが備わっています。

文字通り、成長したい意欲のことです。

 

人は幾つになっても、学びたい気持ち、成長したいという意欲があるんですよ。

 

成長意欲が高い人というか、誰にでも備わっているので、そういう状態の人は、

気持ちの切り替えが上手いです。

 

そして愚痴を言うことで、気持ちが切り替わらないことを知っているんですね。

それどころか気持ちが滅入ってしまうんです。

 

それを知識としてではなく、経験や肌感覚で分かっているんです。

逆に愚痴の多い人というのは、成長意欲が著しく低い状態になっています。

 

なので、愚痴を聞き手側が、「愚痴を聞きたくない~」というストレスになってしまうのです。

 

これは脳科学でも説明がつきます。

 

 

3・愚痴を言う癖は愚痴を言うから身に付く

 

愚痴の多い人は、それはもはや特技の域に達しています。

脳科学的に言うと、現状そういう脳になっているということです。

 

もっと分かり易く別の言い方をすると、習慣付いてしまっているということですね。

 

でも言ってる方だって、辛いと思うんですよ。

だって毎日毎日、何度も何度も、嫌な思い出をぶり返してるんですから。

 

愚痴なんて言わないで済むなら、そうなりたいと思ってる方もいるでしょう。

こういう方は、まだ望みがあると思います。

 

一番危険なのは愚痴を良いものと解釈し、年々と慢性化している人です。

気付かない限り、先が見えないので。

 

 

下の動画は樺沢紫苑さんの動画です。

この後詳しく説明しますが、愚痴は出来れば言わない方が良いのです。

 

 

動画見て頂けました?

ポジティブ心理学なんて言葉が出ていましたね。

 

心を病んだ精神疾患に、元々使われていた心理学です。

後に、スポーツ選手の記録更新なんかにも応用されました。

 

フローに入るなんて言葉がありますね。

何事も表と裏があるのです。

 

それでは、愚痴の話に戻りましょう。

 

 

人は睡眠によって、記憶の整理、定着を行います。

 

愚痴が多くなってしまうというのは、嫌な思いを人よりも多くしているからというよりも、

嫌な思いを口に何度も出すことで、脳に嫌な思い出が定着してしまうからです。

 

 

愚痴が多いと言えば、男性女性でいうと、圧倒的に女性の方が多いでしょう。

実は、うつ病の患者さんの人数も、圧倒的に女性の方が多いんですよ。

 

確か、何かの本で読んだんですけど、ある統計によると、

女性のうつ病の患者さんの人数は、男性のぐらいあったと記憶しています。

 

 

ですが脳の構造上、女性が理屈だけで考えるのが苦手、

という部分も確かにあるんですよね。

 

 

それは何故かと言うと、

自分向きで理論的な左脳相手向きな感覚的な右脳を繋いでる部分が、

女性の方が発達しているからです。

 

ですので、女性の方が、右脳と左脳の回線が多くなります。

 

その為、ど~しても自分向きで理論的な左脳だけで考えるってのは、

男性に比べたら苦手なんですね。

 

相手向きな感情が入り易いんです。

 

 

こればかりは、太古の時代からの遺伝子レベルで、

脳がそう作られちゃうのでどうしようもありません。

 

旦那さんが愚痴を聞いてくれない時に、旦那さんに教えてあげて下さいね。(冗談で言ってます)

 

 

でも場合によっては、それが良く働くこともあるんですよ。

ただ、愚痴の多さに関してはマイナスに働いてしまいます。

 

 

ですので尚更、女性の自己分析能力、

強いては、愚痴を少しでも控えるようにするといった心掛けが必要でしょう。

 

嫌な思い出をいつまでも気にしていたくはないですよね。

 

完全に忘れることは難しいですが、愚痴を言わない、気にならない、

気持ちの切り替えの上手い人にはなれます。

 

愚痴の多い人は、「話のネタか?」と思われるぐらい、色んな人に同じ内容の愚痴を言っています。

 

人間関係の面から見ても、自身の精神状態の面から見ても、

無理のない範囲からでもいいので、愚痴は控えた方が良いでしょう。

 

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愚痴はストレス発散にはならない~まとめ~

 

愚痴はストレス発散にはなっていないのです。

むしろ、記憶に定着させてしまいます。

 

 

いつも機嫌の良い人を想像してみて下さい。

 

そういう人って周りに人がいっぱいいたり、愚痴が少なくないですか?

人間の心理って、伝染するんですよ。

 

普段から愚痴の多い人でも、機嫌の良い人に対しては、何故か愚痴を言わないものです。

愚痴を言わない代わりに、悩みを相談するんですよね。

 

そして笑顔が絶えず、刺激を与えあえる心地よい関係です。

愚痴が多すぎると、愚痴を言ってる本人もイライラしちゃうじゃないですか~

 

イライラしてる機嫌の悪い人に、人は心を開きませんよ。

 

イライラを切り替えないと、次はイライライラです。

そこでまた切り替えないと、次はイライライライラです。

 

精神病になっちゃいますよ。

 

それともう1つ・・

 

愚痴の多い人の話を聞いてて「大丈夫?」って思うことがあるんですよ。

それは愚痴ってる場合じゃない、本当に酷い現状に居る人。

 

それなのに何故か、愚痴ってばかりで現状を変えようとしない。

そういう場合は、愚痴ってないで、専門家や信頼できる人に相談してくださいね。

 

信頼できる人が身近にいなくても、

SNSで見ず知らずの他人が、親身になって相談に乗ってくれる時代ですよ。

 

 

昔とは違います。

今はインターネットで他人同士が繋がっている環境がありますから。

 

当然、良からぬ人もいるので注意も必要ですからね。

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